の味
ブレンドによって生まれる杉山の「ぐり茶」
杉山のぐり茶の味は一言でいうと…
「華やかで奥行きのある飲み飽きない味わい」
ぐり茶の味はどのメーカーでご購入頂いても同じ味のぐり茶というわけではございません。
各メーカーでは茶師が茶の産地・茶品種をブレンド配合(合組:ごうくみ)をし、独自の特色のある味に最終調整をしています。
杉山のぐり茶は、生葉をじっくり時間をかけて茶葉の芯まで蒸す「深蒸し茶製法」
【ぐり茶】という名称の由来は、茶葉の形が「ぐりっ」とよれているところから呼ばれています。
杉山のぐり茶の「味の特徴」
■茶品種にこだわり
三種類の茶品種をブレンド配合し飲み飽きない味口。
■お茶の色が綺麗
かぶせ製法で製造したぐり茶を使いお茶の色が綺麗。
■まろやかな味わい
渋みが少なくお口の中にほのかに広がる旨味が特徴。
深蒸し茶製法のぐり茶
杉山のぐり茶は深蒸し茶製法
杉山のぐり茶の製法は、生葉を通常の2倍の時間をかけ、じっくり茶葉の芯まで蒸し上げる 「深蒸し茶製法」。
深蒸し茶製法の特徴は、茶葉の中まで十分に蒸気熱が伝わるため、形は粉っぽくなりますが、お茶の味や緑の水色(すいしょく)が濃く出ます。
青臭みや渋みがなく、また長時間蒸されることで茶葉が細かくなり、お茶をいれた際に茶葉そのものが多く含まれるので、水に溶けない有効成分も摂取できる特徴をもっています。
“Guricha of Sugiyama” is produced by steaming green tea leaves deeply into the core and slowly for a long time. It is distinguish from the conventional type of “sencha (refined green tea)” by its elimination of the final kneading and leaf-reshaping process during the production of “aracha (unrefined tea).” It prevents fresh leaves from degradation, and thus extracts a greater amount of green tea components coming out from leaves. This unique production method can contain rich-bitter taste of the taste and preserve the essential flavor of green tea.
茶の名産地のぐり茶をブレンドしています
静岡・鹿児島・宮崎の茶葉をブレンド
ぐり茶の原料は、静岡、鹿児島、宮崎の茶産地で各農家さんの独自の個性を出した「ぐり茶」原料を生産していただいています。
そしてこのぐり茶を弊社でブレンド配合し、華やかで奥行きのある飲み続けても飽きの来ない味わいに仕上げています。
何故ブレンドするのか?
飽きない味・安定した味・価格以上の価値を提供すること。
単一産地を販売するなら農家直販で事足ります。
ですが、味を追求して年間ご家庭内で飲み飽きないお茶、安定した味を提供するにブレンドは欠かさせないメーカーとしてのプライドがあります。
1産地当たり2~4つのぐり茶の原料。しかも毎日微妙に品質が違う茶葉まで含めると30種類以上の原料をブレンドしています。
それが3産地ですので…30種×3産地=90種類のぐり茶原料をブレンドするのです。
生産地により品種・栽培方法が異なります
静岡県産の特徴
品種:「やぶきた」
栽培方法:露地栽培
味の特徴:香気があり1煎目・2煎目も平均的に美味しく飲めるがのど越しがさっぱり
鹿児島県産の特徴
品種:「さえみどり」「ゆたかみどり」
栽培方法:かぶせ製法
味の特徴:味がどっしりして口の中に余韻が広がりお茶の色が綺麗。
宮崎県産の特徴
品種:「さえみどり」「やぶきた」
栽培方法:かぶせ製法
味の特徴:口当たりはライトだがお茶の色が綺麗でほんのり甘み。
数種の茶品種をブレンドしています
茶品種の特性を生かしたブレンド
茶品種「さえみどり」
味の「やぶきた」、天然玉露とも呼ばれる「あさつゆ」を掛け合わせて出来た茶品種「さえみどり」です。
双方の長所を引き継ぎ、味とお茶の色の分野でそれぞれ一番優れているという茶品種のサラブレッド。
茶品種「ゆたかみどり」
甘い香り、渋みが少なく口当たりの良い品種。
明るい緑色の水色と角の無いまろやかな味わいです。
茶品種「やぶきた」
総合的に優れた美人な茶品種。優雅な茶の香りと程よい渋みが特徴です。
かぶせ製法栽培のぐり茶をブレンド
寒冷紗などで1週間前後茶園を覆い、日光をさえぎって育てたお茶のことを呼びます。
陽の光をあてずに新芽を育てるため、茶葉の緑色が濃くなり、渋みが少なく旨みを多く含みます。
かぶせ製法のぐり茶をブレンドすることで味のコントラストが生まれます。
の味はブレンドが産み出す
上記の様に、異なる産地・異なる品種・異なる栽培方法を各商品ごとブレンド配合を変え、杉山のオリジナルの【味】を創り出しています。
さらに各茶の特徴を引き出すため、最終仕上(火入れ加工)も各茶品種・産地ごとに変えて味の奥行きを生み出しています。
ぐり茶の杉山では茶葉を大きく4ランク、極上一番茶・上級一番茶・香り一番茶・上級二番茶と分類しご提供しています。