2013年度の新茶カタログを4月2日にクロネコヤマトのメール便で発送しました!
今週中の内に通信販売の会員の皆様(過去2年以内の購買実績があるお客様対象)のポストに投函されるかと思います。
今年は2月~3月の降水量も多く3月末から一気に気温も上昇し茶園にとっては最高のコンディションで新茶茶葉の収穫を待っている状態です。
日本で一番早い新茶、種子島産の新茶はもう出荷が始まっていまして3月下旬には静岡の茶市場に入荷されています。
昨年と比較しましても1週間程早く新茶の荒茶入荷が始まっています。
私、茶業界に入り今年で15年。。この15年の中でも最速の新茶です。
今年は契約農家さんの茶園状況も近年最高のコンディションとのこと。
ぐり茶の杉山のお茶商品の原料は、茶問屋を通さないで自ら茶市場に買付する直取引。
日本茶専門店でこの形式で販売しているお店は少ないですが、良質な新茶を仕入するためには必要努力です。
茶の目利きは私自身で一品一品吟味していますので、新茶時期はほぼ伊東から静岡に泊まり込みで静岡茶市場で仕入をします。
新茶の仕入・荒茶取引について
静岡茶市場では認証を受けた茶商だけが取引できます。
認証を受けた茶商は写真のような青い帽子に社名の入ったプレートを付け市場に入り相対で荒茶取引を行います。
上記の写真は、実際の荒茶取引の様子です。
写真の黄色い帽子の方は仲買人で青い帽子は買い手(茶商)です。
荒茶の取引は静岡茶市場内で相対で行われます。
相対とは、売り手・買い手の間で価格を交渉しながら行うやり方で、
価格が第三者にわからないよう、そろばんで価格を提示してやり取りをします。
これが結構時間がかかるもので、双方値段の折り合いがつくのに半日かかることもしばしばです。
ぐり茶の杉山では問屋さんを仲介せず、自分の目、舌で納得した品だけを仕入しています。
今年の新茶仕入も気合十分です!頑張って「美味しい!」と言って頂けるぐり茶の新茶をご提供致します!
お楽しみに!!