日本茶を飲むスタイルは多様化しています。
お茶というと昔は急須で淹れていました。
近年では急須で淹れる手間を簡素化できるティーバッグ(ティーパック)が主流となりつつあります。
ただ、ティーバッグのお茶というと、「安い・それなりの味」というイメージがありました。
「ぐり茶の杉山」では1990年代から「ぐり茶三角シャーパック50個入」という商品名(現在はぐり茶ティーバッグ50個入に改名)で販売を開始していました。当時としては珍しい立体型の三角錐型のティーバッグです。
この商品は、ぐり茶を製造する過程で発生する「粉茶」を利用してティーバッグに加工しています。
自社工場でティーバッグ加工設備を導入出来たおかげで安価で高品質な味をご提供出来ていましたが、やはり定番商品の急須で淹れる茶葉のぐり茶の味と比べると「それなり」の味です。ですが、気軽に急須を使ってお茶を入れたり、水出し茶を作り易いようティーバッグに紐がついて無いことが人気の商品でした。
お客様にこの商品が浸透して25年ほど過ぎた2015年頃から「もっと高級なティーバッグが欲しい」というお声が多くなってきました。若いお客様ではなく年配のお客様からでした。
「お茶を淹れる作業は、どうしてもお茶を淹れた後の急須のお掃除が大変。だけどおいしい高級茶葉のお茶を飲みたい。」という方の声が増えてきました。
ぐり茶の定番茶葉商品をそのままティーバッグに
そこで2017年からティーバッグ製造ラインを増やし、ぐり茶の高級茶葉をそのままティーバッグにした商品を発売しました。
- ぐり茶 極上一番茶「天下一・極天・極上」
- ぐり茶 上級一番茶「碧豊・碧水」
ぐり茶定番商品上位の5品をそのままひも付きのティーバッグに詰め込んで急須で淹れた味と変わりなく味わえる高級ティーバッグ。
ひも付きのティーバッグ、中身は定番のぐり茶が各4.0g入り。1パックに16個。気兼ねなく急須と同じように美味しい一番茶のコクと旨みを楽しめます。
急須がご家庭内に無くてもお気軽に高級茶葉のぐり茶が楽しめます。
最長70mmの大きなティーバッグ
ぐり茶の杉山のティーバッグはすべてナイロンメッシュ性の立体型ティーバッグを採用しています。
立体型になっていますと、茶葉がお湯を注いだときに袋の中で対流し易いためこの形を採用しています。 対流でお茶が踊りますのでティーバッグは大きいほうがより一層味が出やすくなります。