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深蒸し茶製法のぐり茶専門店

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2023年09月ブログアーカイブ

HARIOハリオ社製のガラスの急須

フタなしティーポットのご紹介

耐熱ガラスで有名なHARIO株式会社の「フタなしティーポット」のご紹介です。

特徴は、お手入れが簡単ということ。
茶葉を使うとどうしても後処理に時間がかかりますがこのティーポット(急須)はさっと濯ぐだけで茶葉の処理がらくらく。

ティーポット(急須)は本体部分(耐熱ガラス製)と注ぎ口部分(PTC樹脂・シリコンゴム製)に分かれています。注ぎ口部分が従来の急須の茶漉し網の代わりの機能。

注ぎ部分のPTC樹脂とは、透明性・耐熱性・衝撃強度のある安心素材です。PC(ポリカーボネート)のような透明性を持ちながら、BPAやBPS等のビスフェノール化学物質(環境ホルモン物資)は一切使用されていない安全性の高い樹脂素材です。

注ぎ口部が簡単に取れますので茶葉の汚れが注ぐだけで簡単に落とせるのが魅力です。
本体部分は熱湯を注いでも大丈夫な耐熱ガラスとなっており、抽出している茶葉の状態が確認できます。デザインもすっきりとしガラス製ならではの透明感で素敵です。

茶葉はもちろん、ティーバッグでも便利にご利用頂けます。ひも付きティーバッグをご利用なら注ぎ部分を外して本体だけで注ぎ分けできます。

このティーポットは2種類のサイズ展開です。450mlタイプと700mlタイプとなります。
ぐり茶の杉山公式サイトで取り扱い中です。

ぐり茶の杉山
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お茶の熟成

熟成茶とは

ワインやお肉、チーズなどを美味しくする「熟成」は広く知られていますが、お茶にも熟成茶があるのをご存知でしょうか。

お茶は鮮度が大切なのでは?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれせんが、4月~5月の初め頃に摘みとった一番茶で仕上げた茶葉を適切な環境で寝かせることで、ワインやウィスキーなどと同じように、熟成し角が取れたまろやかな味わいへと変化していきます。春に摘んだ茶葉が夏を超えることで、青々しい香りが落ち着き芳醇な香りをまとい、角が取れたまろやかさが顔を出します。後味にもコクが生まれ「熟成」の変化が現れます。これが後熟と呼ばれるものです。

熟成茶の起源は、じつは江戸時代にまで遡ります。

駿府(静岡)に隠居した徳川家康は「お茶は貯蔵しておくと香り、味がより深まる」と言って、
春に摘んだ新茶を茶壺に詰めて密封、山間地で気温も湿度も低い井川大日峠のお茶蔵屋敷で保管して夏の暑さをしのいで後熟させました。晩秋になってお茶蔵を開き、山から駿府城まで運ばせて、お茶会を開いていたそうです。

熟成茶は薄っすら感じる甘味が舌に余韻として残る上品さが特徴ですので、当店の一口羊羹セットや、ぐり茶かすていらとも合いますので、ぜひご一緒にお試しください。

ぐり茶の杉山
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【お茶の日】って知ってる?

5月21日

みなさんはお茶の日というものが存在するのをご存じでしょうか?
1つは”国際お茶の日”で5月21日となっています。
これは国連が2019年の総会で定めたもので、お茶に関する長い歴史と文化的、経済的意義の認識を高め、お茶の持続的な生産・消費・貿易の促進を目的としたものです。

10月1日

また、日本独自のものも存在します。
1つは10月1日で、これは天正15(1587)年10月1日に豊臣秀吉が北野大茶湯を開催したことに由来しています。

大茶湯には多くの人が詰めかけ、数百人がお茶を立てたんだとか。黄金の茶室では秀吉秘蔵の茶碗や名器も展示されていました。さらに年齢や身分、国籍を問わず、誰でも参加できるものだったと伝わります。

豊臣秀吉のお茶会

10月31日

もう1つは10月31で、こちらは鎌倉時代に栄西が宋からお茶の種子や製法を持ち帰ったことに由来します。栄西は臨済宗の開祖で、お茶を日本に広めた人物です。

栄西

このようにお茶の日が秋にあるのは、現在では新茶といえば4月~5月ですが、秀吉が北野大茶湯を開催した頃は、新茶といえば秋だったからです。

初夏に収獲した茶葉を、壺に入れて低温で貯蔵し、秋まで寝かせる…今では「熟成新茶」「秋の新茶」などと呼ばれることもありますが、これこそが「新茶」と呼ばれていたのです。

採れたての新茶にはみずみずしい若草のような香りがありますが、寝かせることで青臭さが抜け、コク深いまろやかな茶葉に熟成されます。特に徳川家康が好んだとか。

新茶とは違う熟成茶の魅力をぜひお楽しみください!

ぐり茶の杉山
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和紅茶とは?

紅茶といえばインドやスリランカ、中国で生産されているイメージですが、実は国産でも作られているものがあります。
それらを総称したものを和紅茶と呼びます。

実は、この和紅茶は戦後すぐから生産されており、長い歴史を持った紅茶。

和紅茶と海外紅茶の違いは、日本の四季豊かな風土で育った茶葉を使っていることです。
海外の紅茶に様々な種類があるように、和紅茶も大きく3つに分類することができます。

・緑茶品種で作られた滋納(じな)|優しい味わいで和食や和菓子と相性がいい
・台湾烏龍茶やダージリンに近い清廉(せいらん)|華やかで香り豊か
・インドのアッサムやスリランカのセイロンティーを目指した望蘭(ぼうらん)|濃厚で色合い鮮やか

この内、当店の和紅茶は滋納(じな)となります。
和紅茶・国産紅茶は近年になって人気が急増し、生産量も増えているといわれますが、その始まりとなったのが鹿児島県の枕崎市です。
当店の和紅茶「日本の紅茶」はその鹿児島県の知覧産100%の紅茶です。
和紅茶は、海外の紅茶とは違う繊細で甘い香りを楽しめるので、ぜひ一度お試しください。

日本の紅茶ティーバッグ

日本の紅茶【ひも付き】ティーバッグ16個入

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店舗臨時休業のお知らせ

台風13号の影響を考慮し、9/8(金)は本店伊豆高原店ともに終日休業とさせて頂きます。

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