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お茶の味を左右する「お水」について

日本茶

水について

お茶は軟水で入れるのがベストです。
軟水ですと、渋みを和らげ、香りも一段と引き立ち、コクのある味になります。
硬水でいれるとお茶の水色が白っぽくなり味も淡白になってしまいます。
海外では硬水が多いため日本茶があまりおいしくないと感じるのはそのためです。
そのためコーヒーや紅茶など苦味や香りが強い飲み物が普及しているのはそのためであります。

夏になると塩素濃度が濃くなるのでカルキ抜きをしっかりする。
沸騰の状態を5分くらい続けると完全にカルキをとばすことができます。
やりすぎると硬水に近い状態になるので注意しましょう。

一般的に、硬度が100未満水を軟水、200以上の水を硬水と呼んでいます。
一般的な日本の水の硬度は20~80の軟水です。
お茶をおいしく飲むためにはミネラル分が多いとお茶の味が死んでしまうために、
一般的には軟水がいいといわれています。
硬度にして、50~200の水が適しているとされています。

尚、お茶に適している代表的な市販のミネラルウォーターの一例は下記の通りです。
★南アルプスの天然水
★六甲のおいしい水
★いろはす
★ボルヴィック
等と軟水であれば美味しく飲めます。
ミネラルウォーターも商品によって同じお茶でも味が変わります。
飲み比べても面白いかもしれませんね。

あと、日本各地の水道水は基本的に軟水ですが地域によって硬度が変わります。
水道水の硬度は、水源の種類に大きく影響され、一般的に地下水の方が河川水などに比べ、高くなる傾向があります。
参考程度にこちらのホームページでは水道水各地の硬度がわかりやすくまとめてあります。
日本各地の水道局の水質検査の発表データ

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