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お茶のお話(4ページ)

2014年度産の新茶の味

お茶 成分分析器

『新茶の味を分析』

さてぐり茶の新茶ですが、100g 1200円1500円(税別)が新茶に切り替わりました。

肝心の味ですが今年も美味い!   私達が「美味しい」と言っても活字ではなかなか伝わらないかと思います。

… そこで登場するのが、茶成分分析計!

この機械でお茶を分析すると、味の旨さの決め手である【全窒素・遊離アミノ酸】の含有量がわかります。

添付の画像は、ぐり茶1500円(https://www.guricha.co.jp/fs/guricha/gr52/7403)の分析結果です。

新茶の味を分析 1500円

全窒素が6.4%!   昨年度は6.3%です。   遊離アミノ酸も4.2%と昨年より高い値。

2014.1500

 数字で味を語るのはナンセンスでしょうが、一定の指標となるかと思います。

ただ一言…、今年はより美味しい新茶が出来ました!

お茶の成分分析の詳細は過去ブログをご参照ください /blog/analysis/

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2014年度 新茶仕入れ開始!

2014年度新茶の入荷

 

ついに先週末から2014年度産の新茶仕入れが始まりました。
弊社は問屋からの仕入れせずに、直接静岡の茶市場に足を運び仕入れしています。

静岡の茶市場は全国のお茶の集積地。
鹿児島産、熊本産、宮崎産からもちろん静岡産まで様々な産地がここに集まります。

この茶市場に伊東市から足を運ぶということは、自分の目・舌を満足させる良質のぐり茶原料(荒茶)を選べるメリットはここにあります。
伊豆地区で、静岡茶市場に直接買い付けしているのは弊社だけ。
流通マージンを限りなく抑え、飲んで満足の価値を生み出す第一の秘訣です

ぐり茶の一番早い新茶

 

こうした仕入れから販売されるぐり茶の新茶第一号が、鹿児島産のぐり茶で仕上げた「初摘み 新ぐり茶」です。

このぐり茶は、早場所の鹿児島産。

初摘みの鹿児島県産100%のぐり茶です。

新茶本来の味を活かす為に火入れを最小限に抑えています。
茶品種はヤブキタではなく早生品種の「ゆたかみどり」と「さえみどり」をブレンド!

■茶品種「ゆたかみどり」の特徴
濃い緑と甘い芳香でマイルドな口当たり

■茶品種「さえみどり」の特徴
おどろくほど深い緑の水色と濃厚な旨味

この2品種でぐり茶を作り、ブレンド。
まさに新茶らしいまろやかな味わいです!

大地の恵みを一杯に吸収した茶葉の味わいと香りは、初摘みならではです。

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2014年度産新茶の声

2014年 種子島 新茶

お茶の生産地は、静岡だけじゃないということはご存じですか?

一般に流通しているお茶の産地は、南から言いますと…

種子島・屋久島・鹿児島本土・熊本・佐賀・福岡・宮崎・宇治・三重・静岡・埼玉・茨木等の産地があります。

桜前線の様にお茶の収穫時期が各産地にあり、一番早いところはハウス栽培を除いて種子島からスタートします。

 

3月中旬に入り、早速種子島の2014年度産新茶が生産されました!

関東圏の人間から見ると「えー!」っていう早さ。

 

ですがあと半月もすれば弊社【ぐり茶】の新茶が発売になる予定です!

新茶ご予約用のパンフレットは3月末日に弊社をクロネコヤマトのメール便で発送いたしますので、お客様のお手元には4月2日以降順次届くかと思います。
(※新茶予約パンフレットは、過去2年間の購入実績から抽出しました。)

一番早いぐり茶の新茶の発売予定日は、4月17日頃。

初摘新ぐり茶が数量限定で販売する予定です。

初摘新茶-ぐり茶

 

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お歳暮にお茶

お歳暮 贈答 ギフト

日本では昔からの風習で年末にお世話になった方への感謝の印として「歳暮周り」があります。
お歳暮周りというくらいですから、直接訪問して手渡すのが一般的でしたが、現在においては宅配サービスで送られるのが一般的になってきました。

 

最近ではご贈答ギフト商品というとたくさん種類があり、選ぶのにけっこう考えますよね。
ビールや食品、はたまた金券等様々です。
ギフトの選び方は、贈る相手の「趣向」「健康」を考えてが基本です。
…といってもそれが大変なんですよねw

肉・ハム等の生物ですと冷蔵庫に入りきるか賞味期限が心配。
ビール・調味料等も他の贈答ギフトとかぶる心配がある…。

 

ご贈答様がお茶好きであればもちろんお茶!
お茶って趣向品でありその始まりは「薬」です。
冬場は特に体調壊される方も多いと思います。
お茶には殺菌作用やビタミンCも摂取でき、古来からの天然サプリメントでしかも飲んで美味しい贅沢な健康飲料です。
自然の恵みを愉しみながら、そしてそれがほんの少し身体のためになると感じることが出来れば素敵なギフトになるのではないかと思います。

 

当社のぐり茶の贈答ギフトは「お茶大好き」なこだわった方に好評いただいています。
【ぐり茶】というお茶は全国でも珍しく、深むし茶製法なので飲みつけると飲みやすいです。
ぐり茶の杉山のぐり茶は、当社オリジナルブレンドで他では味わえない奥行きのある飲みごたえを創り出しています。

 

 

ぐり茶の杉山 おすすめ定番ギフト商品
もちろん送料込です!


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冷茶(水出し緑茶)は一体健康の何に効く?

水出し緑茶は健康にいいのか?
お茶(緑茶)には様々な健康にいい成分や効果が実証されていますが、お湯で淹れる「お茶」と冷水で淹れる「冷茶(水出し緑茶)」とでは健康機能・味に違いがあるかご存知でしょうか?

 

「お湯」と「冷水」 お茶の味の違い
まず、普通に急須でお茶を淹れるとき、お湯の温度で味の違いを体感した方は多くいらっしゃると思います。
熱湯に近い温度で淹れると渋みが強くなり、低い温度で淹れると渋みが少なくまろやかな味になります。
これは、ガレート型カテキンと遊離型カテキンの抽出度合いの違いです。
前者のガレート型カテキンは苦みを生み出す成分で、熱いお湯ほど多く抽出され低い温度ですと少く抽出されます。

 

 

冷水では遊離型カテキンが多く抽出される
では、上記の温度の違いでガレート型カテキン抽出量が変わりますが反面、遊離型カテキンは温度が低いと多く抽出されます。

 

 

遊離型カテキンと健康効果
このカテキンは一体健康の何にいいのか?
もちろんカテキンの一種ですので、「抗酸化・殺菌作用」を持ち合わせています。
そして何より【マクロファージ※を活性化させる作用】ガレート型カテキンより抽出割合が高いということです。
冷茶は、この遊離型カテキンを多く体内に取り込める為、感染症予防への期待が高まっています。

マクロファージを活性化することによって、免疫力を高める効果がある為、冷茶による健康機能の期待が高まっています。
ただ、「冷茶」の健康機能の検証は始まったばかりであり、細かい検証は終わっていませんが、理屈から言えば当てはまりそうです。

 

 

※マクロファージとは、体の組織内に分布する大形のアメーバ状細胞。生体内に侵入した細菌などの異物を捕らえて細胞内で消化するとともに、それらの異物に抵抗するための免疫情報をリンパ球に伝える。大食細胞。貪食細胞。

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お茶の木にも花が咲くのです

お茶の花

お茶の木にも花咲くのはご存知でしたか?

お茶はツバキ科に属する常緑樹「チャ(camellia sinensis)」を起源としています。ですので、花をつけるのが本当の茶ノ木の姿です。

昔から緑茶や紅茶などの嗜好品として親しまれてきた、わたしたち日本人にはとても身近な存在です。

しかしながら、皆様お茶の「花」をご覧になったことがございますか?

通常、お茶の葉を栽培している茶畑では、茶葉に十分な栄養がいきわたるように、花の部分を早くに摘み取ってしまうため、お茶の花を目にする機会はほとんどありません。

でも、お茶は本来、白い椿のような美しい花を10月頃に咲かせるのです。

ちゃんと茶園管理されている茶畑では通常この茶の花は見ることが出来ません。

最近になって、この「お茶の花」には葉にはない特定の成分が含まれていることがわかり、新たに脚光を浴びています。

その成分の名前は「フローラテアサポニン」(floratheasaponin)。
現在、国内外の機関で研究が進められている注目の健康素材です。

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ぐり茶は深蒸し煎茶より渋みが少ない!…本当?

分析結果

 ぐり茶の味の特徴は【渋み】が少ない

これを実証するためちょっとした実験をしてみました。

弊社で販売している「ぐり茶」と「深蒸し煎茶」を同価格帯商品を成分分析してみました。

お茶の味の「渋み」を生み出す成分はタンニンといわれる成分です。

このタンニンの含有量が少ないほど渋みを感じるのが少なくなるのです。

実際に成分分析をするのは下記の「茶成分分析計」です。

お茶 成分分析器

この機械では、水分・全窒素・遊離アミノ酸・テアニン・繊維・タンニン・カフェイン・ビタミンCという8項目の成分を分析することが可能。

お茶の味を決めるのは、上記の中では、全窒素・遊離アミノ酸・テアニン・タンニン・カフェインですのでこの5項目の検査を重点に置いて検査しました。

お茶の成分分析伝票

検査は、誤差をなくすため、1商品に付き2回行い、平均値を出します。

あくまで簡易検査なのでばらつきを防ぐためです。

検査したのは、ぐり茶と深蒸し煎茶で計10商品。

検査結果は下記の表にまとめました。

成分分析表 煎茶とぐり茶

「ぐり茶の杉山のぐり茶はまろやかだ!」とよくお客様に言われる要因は上記の表から読み取れます。

まず、渋味の主成分「タンニン」の値が、ぐり茶は13.2%~13.8%

深蒸し煎茶は13.9%~14.7%

煎茶の中でも渋み少ない「深蒸し茶製法」の煎茶でもタンニンは14パーセント以上含まれているに対して、ぐり茶はなんとすべて13%台。

このタンニン含有割合が少ないのが、ぐり茶は渋みが少ないと言われる要因です。

 

なぜ、ぐり茶はタンニン成分が少ないか!?

それは荒茶製造工程の違いで生まれてくると思います。
ぐり茶の製造工程は、煎茶の針のように形造る「精揉」という工程がありません。
※ぐり茶と煎茶の荒茶製造の違いはブログ掲載中

再乾機 ぐり茶製造 精揉機 煎茶製造

「精揉」という工程は茶葉の形状を針のようにまっすぐさせるため力を加えてます。
ぐり茶はこの工程がなく、その代りにぐり茶の形を作る「再乾」がありますが、この工程は茶葉に力を加えることなく遠心力を利用して葉を丸めていくだけです。
この「精揉」があるかないかの違いで【渋味】が変わってくると考えられます。

 

さらに、味の旨味を感じる成分は、全窒素

これも上記の表を見ていただけるように、ぐり茶は5.5%~6.3%

深蒸し煎茶と比べてみても、当社のぐり茶は同価格帯を比べて上回っています。

 

味覚だけでなく「ぐり茶は渋みがすくないんですよ」という実験でしたが、実際のデータからもはっきりと深蒸し煎茶との違いが出て驚きました。

まろやかで渋みが少ないと言われる「深蒸し茶」よりさらに弊社の「ぐり茶」は渋みがなく旨味多いお茶ということがはっきりしました。

 

 ※弊社の「ぐり茶」と「深蒸し煎茶」での結果です。

お茶のお試しサンプル

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【すろ~】に一番茶の茶葉を使って水出し冷茶を作る

茶葉から冷茶を作る

冷茶をご家庭で作るとき、ティーバッグから作ると簡単で後片付けも楽です。

今回のブログは、楽とは対照的に、スローライフ的な冷茶の作り方をご紹介します。

 

…といっても大した道具は使用しなくても出来ます。

お一人で楽しむなら普段使っている急須。

ご家族でなら1リットルくらいの冷茶ポット。

今回は3人~4人家族をターゲットに作り方をまず紹介します。

ハリオ 冷茶ポット

まずは容器。上記の写真は茶葉から冷茶を作るのに便利なポットです。

上部の蓋が茶漉しフィルターになっていて注いだときに茶葉が出ない構造になっています。

すろーな冷茶作り

この容器は1リットル入ります。

味の濃さはお好みですが、ここで使用する茶葉は「ぐり茶上級一番茶1050円」の物。

1リットルに対して10g(大さじ2杯位)を入れます。

冷茶 冷やす

そしてお水を注いで、冷蔵庫に30分~40分ほど冷やせば終了です。

冷茶 出来上がり

茶葉は容器に入れっぱなしにしますと苦みが出ますので別の容器に移されることをお勧めします。

茶葉はもちろん無添加食品ですので一日で飲みきれる分だけ作りましょう。

 

なお、急須で作るならお湯を冷水に置き換えるだけ。
注いで20分ほどで極上の水出し冷茶ができます。

 

使う茶葉によって冷茶の味が変わります。
今回は一番茶のいい茶葉を使用しましたが、以外にも二番茶の茶葉もお湯で飲むより美味しく作れます。

来客のお客様に普段と違う冷茶をお出しすると感動されますよw
是非、すろ~に楽しんでみてください。

 

お茶の通販|ぐり茶の杉山

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『ぐり茶の杉山』の【ぐり茶】の味を作り出すブレンド

お茶 ブレンド 各産地

茶園で生葉を収穫してから、お日本茶が客様のお口に運ばれるまでたくさんの工程を経ています。

茶の各産地で生葉収穫→荒茶工場→市場→茶商→荒茶精製加工→パッケージング→出荷

今回のブログは荒茶を仕入した後、1年間かけて販売する「ぐり茶上級一番茶 1050円」の味を決めるブレンドについて紹介します。

 

当社「ぐり茶の杉山」は伊豆・伊東温泉に本拠を構えていますのでよくお客様から当社のぐり茶は…「産地は伊東でしょ?」と聞かれます。

当社は正直に「違います。各産地の契約農家さんの原料をブレンドして独自の味をご提供しています」と答えています。

意外とみなさんびっくりされますw

基本的に当社では、静岡・鹿児島・宮崎の茶産地を基本にブレンドして味を作っています。

上級一番茶にはさらに熊本産のぐり茶もブレンドします。

もちろん、静岡産のぐり茶も生産仕入していますので単一産地のぐり茶としてご提供することも可能です。

 

何故ブレンドするのか?

答えは簡単です。飽きない味・安定した味・価格以上の価値を提供すること。

単一産地を販売するなら農家直販で事足ります。

ですが、味を追求して年間ご家庭内で飲み飽きないお茶、安定した味を提供するにブレンドは欠かさせないメーカーとしてのプライドがあります。

ぐり茶 ブレンド荒茶

上記の写真は、静岡産・鹿児島産・熊本産・宮崎産のぐり茶を各3トンブレンドしたサンプルです。

?各産地でさらにブレンド?

そうです。静岡産と言っても、当社では掛川・島田・牧之原等の茶葉を使用したぐり茶を使っています。

ですので上記写真の4産地でも、1産地当たり最低でも4つの荒茶工場の原料。しかも毎日微妙に品質が違う茶葉まで含めると30種類以上の原料をブレンドしています。

それが4産地ですので…30種×4産地=120種類のぐり茶原料をブレンドするのです。

 

■静岡産の味の特徴は、香気があり1煎目・2煎目も平均的に美味しく飲めるがのど越しがさっぱり。

■鹿児島産は、味がどっしりして口の中に余韻が広がりお茶の色が綺麗。

■熊本産は、味が濃いが後味すっきり。

■宮崎産は、甘味が強く香りがある。

 

…というように各産地で味の特徴が異なります。

異なった味をブレンドしていくと奥深い、当社の【ぐり茶】が出来上がるのです。

 

ブレンドテスト お茶

お茶は自然が産み出す味。それ以外何も足せません。

加工食品なら香料や着味・着色しますが、日本茶は無添加な飲料。

自然食品の代表と言っても過言はないのですがそれがメーカーにしてみれば悩みの種なんですw

お茶の味って実は毎年違うんです!

天候によって味が薄い・濃い、お茶の色が黄色い・青い、など本当に違います。

そしてお茶の天敵「霜」が降りると目も当てられない状況に陥ることもあります。

それらのマイナス要因を防ぐ意味でも、ブレンドするということは非常に重要なことです。

合組機

私、お茶屋ですがコ-ヒ-も飲みます。

コーヒーもブレンドのほうが味わい深いですよね。

お茶もブレンドすることで各産地の特色・製造法の違いを合わせると、単一産地の味と比べ奥深い断層的な味が出来上がります。

当社の【ぐり茶】の味はこの理念の基、各産地の厳選した荒茶工場から荒茶を厳選し、1年間販売するに満足なブレンド比率を決めていくのです。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。
この「ぐり茶」のお試しセットをクロネコヤマトメール便で発送致します!
お茶のお試しサンプル

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お茶の通販|ぐり茶の杉山

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ぐり茶と煎茶の違い(荒茶製造過程)

ぐり茶と煎茶の違いはまず「見た目」
写真で見ていただければ一目両全です。
分り易いように、深蒸し製法の茶葉ではなくここでは浅蒸し製法の茶葉で説明します。
ぐり茶 本山 山のお茶百選
ぐり茶とは正式名称は「蒸製玉緑茶」
玉のように葉っぱがぐりっとしている形状からこの名称がつけられています。
伊豆・伊東地方では、販売時に「蒸製玉緑茶です!」と呼ぶとお客様も???となり説明しにくいことから、ぐりっとしていることから【ぐり茶】と呼んで販売してきました。

煎茶 本山 形状のお茶
煎茶は上記の写真のように、針のようにぴんとまっすぐです。

なぜこのぐり茶と煎茶では形が変わるか!?

それは荒茶と言われるお茶の原料の製造工程の違いにあります。
使用する生葉は、もちろん煎茶もぐり茶も一緒です。
違いは【精揉】と【再乾】です。

■精揉とは、お煎茶を作る工程でここで茶葉がピンとまっすぐに形を作ります

■再乾とは、ぐり茶を作る独特の工程で茶葉をぐりっとした形にします。

ただこれだけの違いです…というと簡単ですw

わかりやすく写真で製造している機械を紹介します。

まず、煎茶の形を作る「精揉機」です。
精揉機 煎茶製造
上記の機械がガッチャン!ガッチャン!と上下に振り子運動して、手揉み茶でいう手のひらを使って葉っぱをまっすぐにする工程を行います。

ぐり茶独特の機械「再乾機」です。
再乾機 ぐり茶製造
この機械は円筒状になっていて、この写真はその内部を映したものです。
この再乾機はグルグル回って茶葉に遠心力をかけ形状を玉状にしていきます。
形状を作るのに内部に茶葉が引っかかるようフィンを付けています。

これが、ぐり茶と煎茶を製造するうえでの大きな違いで、この工程は各茶産地荒茶工場ですべて行われます。
※荒茶工場とは各産地に点在しその産地で収穫された生葉を集め蒸気で蒸し乾燥させる工場です。荒茶はまだ大きさも不揃いで、茎なども混じっているため半製品を作り上げます。ここで生産される荒茶の水分率は5%程度。

簡単に違いを説明しましたが、これでお茶の味の違いはあるの?と言われると…もちろんあります!

精揉がなく再乾で仕上げるのが「ぐり茶」!
茶葉を押す余分な力が加わっていませんので、最終製品にしたときにお茶の持つ旨味がしっかり残っています!
ぐり茶は、見た目重視より味重視なのです。

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