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通信販売受付
下記の日程で、
通信販売、電話受付ともに休業させていただきます。
2月12日(月・祝日)
直営店舗
本店・伊豆高原店は 通常通り 営業いたします。
緑茶は紀元前3000年以前に中国で発見されて以来、いろいろな薬効があることが知られてきました。
最近では、緑茶が健康に本当に有益なことを示す科学的な根拠が明らかになっています。
成分には、カテキン・テアニン・カフェイン・ガンマアミノ酪酸(GABA)・ビタミン・フッ素やカリウムなどのミネラル・食物繊維などがあります。
ここからはお茶のすごいパワーをご紹介していきます!
動物実験や細胞を使った実験においては、緑茶に抗がん作用があり、それにはEGCGが寄与していることが、多数の実験で明らかになっています。
人のがんに対しても同じ効果があるかどうかは、いろいろの結果があってまだはっきりとしませんが、
疫学調査研究や臨床試験で緑茶の抗がん作用が認められたという報告が増えてきています。
カテキンは、食事とともに摂取すると、脂肪の吸収を穏やかにする特性を持つとされています。
実際に、カテキンを継続的に摂取することが体脂肪に影響するのでしょうか?
これについては、肥満者からやや太り気味の人が約200mgのカテキンを含む緑茶飲料を朝・夕食とともに1日2回飲むことを12週間続けると、徐々に体重が低下し始め、カテキンを含まない飲料を摂取した場合と比較して、約1kgの体重の差が認められたという調査結果が得られています(伊藤園の中央研究所の調査による)。
さらに、体重だけでなく、腹部の脂肪も低減されたことが明らかになりました。
カフェインはお茶やコーヒーは眠気覚ましに効くことはよく知られています。
脳を刺激して眠気を覚まし、疲労感を減少させ、鬱抑制にも役立つと言われています。
脳内の神経細胞にある睡眠物質のひとつである「アデノシン」の受容体に結合して、「アデノシン」の働きを邪魔するために眠気を覚まします。しかし、人によっては睡眠障害になることもあるので、濃いお茶を飲んでカフェイン過剰摂取とならないように注意する必要があります。
テアニンとは、お茶特有のアミノ酸で、うま味や甘みの元となる成分です。
テアニンには、リラックス効果やストレス軽減作用があることが知られています。 自律神経の活動を抑制して脳神経系の活動を正常化することで、リラックス状態を示す脳のアルファ波が上昇することも確認されています。また、カフェインの摂取で興奮して起こるβ波の発生をテアニン摂取が抑制することも明らかになっています。
GABAの最大効果は、
「興奮系神経伝達物質」の過剰な分泌を抑制することで脳神経へと働きかけ、「気持ち・心を落ち着かせる」という「抗ストレス作用」です。
他にも、「血圧上昇抑制」「ダイエット」「糖尿病改善」など様々な効果効能があります。
GABAは緑茶葉10gあたり30mg程度含まれていますが、酸素の無い状態で茶葉を処理するとその含量が10倍にもなり、ギャバロン茶として市販もされています。
緑茶を飲むと一日の必要量をある程度補うことができます。
ビタミンやミネラルは人の生命維持に欠くことのできない微量栄養素で、ビタミンは13種類・ミネラルは29種類ほどありますが、緑茶葉にはビタミンD以外の12種類のビタミンおよびミネラルのほとんどのものが含まれています。
淹れたお茶に含まれる水溶性ビタミンのうち比較的多いものは、ビタミンC・パントテン酸・葉酸・ビタミンB12などです。
たとえば、ビタミンCの一日推奨所要必要量は100mgですが、緑茶1杯で12mgほどが摂れる計算になります。一方βカロテンやビタミンE、CoQ10などは水に溶けないので、これらを摂取するためには抹茶や茶葉の微細粉末を摂取したり、茶葉を使った料理やお菓子を食べるなどして茶葉そのものを摂取する必要があります。
ミネラルとしては、カリウム・カルシウム・リン・鉄などが茶葉に比較的多く含まれていますが、その一部しか溶け出さないので、1杯のお茶では茶葉に含まれる量の1/40~1/100となってしまいます。
上記で紹介した以外にも、ビタミン・フッ素やカリウムなどのミネラル・食物繊維などもあります。
緑茶は健康増進に役立ついろいろな成分を含んでいることをおわかりいただけたでしょうか。
いろいろな成分が効能を様々な発揮すると考えられています。気軽に飲んで健康になりましょう!
年末年始のお休みは、通信販売・直営店舗で異なります。
下記の通りとなりますのでご了承くださいませ。
12/29(金)~1/4(木)
2/12(月)
年内出荷は12月28日(木)までのご注文分となります。
(オンラインショップは12月28日朝8:15までのご注文)
それ以降は1月5日(金)より順次発送させて頂きます。
1/1(月)~1/3(水)
12月28日(木)と1月4日(木)は営業いたします。
12月27日(水)は営業いたします。
※店舗につきましては、営業時間・休業日が変更になる場合がございます。
HPにてお知らせいたします。
お茶の香りを感じると、何となくホッとする気持ちになりませんか。
お茶に含まれる成分が、気持ちを落ち着かせたり、ストレス解消、疲労回復や集中力アップ、リラックス効果など、さまざまな効果をもたらすことがわかっています。
お茶には青葉アルコールという香り成分が含まれています。
青葉アルコールには気持ちを落ち着かせたり、ストレス解消、疲労回復や集中力アップになったり、リラックス効果が期待できると言われています。
木の葉や草の葉をちぎったときに感じる香りのことで、芝を刈った後や、草刈りの後などによく感じるかと思います。何となく心が落ち着く人も多いようです。
日本の緑茶は発酵をさせない製法で作られることが多く、茶葉のグリーンな香りを保ち、色も鮮やかな緑色のお茶になるのが特徴です。
元となる茶葉にはポリフェノールオキシダーゼ(ラッカーゼ)と呼ばれる酸化酵素が含まれています。
お茶の葉を摘むと、この酸化酵素の働きが促進され、茶葉の色や味が徐々に変化していきます。山芋やリンゴを切った後そのままにしておくと、茶色く変色してしまうのと同じ現象です。
茶葉も摘んでからそのままにしておくと、色が緑色から徐々に茶色く変色し、香りも植物独特のグリーンな香りから果物のような芳醇な香りへと変化していきます。
これを発酵といいます。
発酵を防ぐには火を通すことが重要で、茶葉も蒸す、または炒ることで酸化酵素の働きを止め、和らいだ生茶葉の香りを保つことができるようになります。
玉露やかぶせ茶は覆下栽培でお茶を摘むため、香りの成分に違いが生じます。
これらは「覆い香」と呼ばれる青のりのような独特な香りがあり、火を通すことで覆い香もしっかりと楽しむことができます。
飲んだ時にホッとした気持ちになるのは、テアニンという成分が含まれているからです。
テアニンとは、お茶特有のアミノ酸で、うま味や甘みの元となる成分で、リラックス効果やストレス軽減作用があることが知られています。 自律神経の活動を抑制して脳神経系の活動を正常化することで、リラックス状態を示す脳のアルファ波が上昇することも確認されています。
ストレスが多いコロナ禍に取りたい成分の一つといえますね。
寒くなるこれからの時期に温かいお茶でほっと一息してみませんか。
この度のインボイス制度の導入に対応するため、
従来の領収書を廃止いたします。
領収書をご依頼いただきました場合は、発送のご案内メールに添付させていただきますので、お客様にて印刷をお願いいたします。
また、分割・合算・金額の一部抜き出し・金額の指定などの対応につきましては、対応いたしかねますのでご了承のほどお願いいたします。
なお、ご注文後のご依頼につきましては、ご登録のメールアドレス宛てのメールに添付させていただきます。
※2回目以降の発行時には「再発行」と記載されます。
被覆栽培とは新芽の育成中に茶樹に覆いをかけ、一定期間日光を遮って栽培する方法のこと。高品質な茶葉を作る際に多く行われる栽培方法です。
茶業界用語では「被せ」とも呼ばれる手法です。
20日間前後の被覆栽培、もしくはそれ以上の期間行う
10日前後の被覆栽培(上記より短い期間)
被覆栽培を行う一番の目的は、お茶の「旨味」を増すことにあります。
以下で詳しく説明していきます。
露天栽培のお茶に比べ、渋味・苦味が軽くなり甘みを感じやすくなります。
お茶の主な旨味成分である「テアニン」は、日光に当たることで渋味成分である「カテキン」に変化するという性質を持っています。
被覆栽培では日光を遮って栽培することで、テアニンがカテキンに変化するのを防ぐことができ、旨味をたっぷりと蓄えたお茶を作ることができるのです。
また、カテキンよりもさっぱりとした苦味のカフェインは、遮光することでその量が増えるため、被覆栽培のお茶は露天栽培のお茶に比べ、渋味・苦味が軽くなり甘みを感じやすくなります。
被覆栽培を行うことによって、茶葉には「覆い香」と呼ばれる、海苔のような独特の香りが付加されます。
これは「ジメチルスルフィド」という香気成分が作られることで生まれる香りで、他の香気成分と混じり合い、お茶の爽やかな香りを作り出してくれるのです。
被覆栽培を行って作られた証拠とも言える「覆い香」は、高級茶の証とも言える香りなのです。
被覆栽培は茶葉の色、ひいては水色も変化させます。
日光を遮ることで、茶葉はより少ない日光で光合成を行うために、茶葉中の葉緑素(クロロフィル)を増やします。
葉緑素は葉の色素なので、通常の茶葉と比べて緑色が濃くなり、鮮やかな濃緑の茶葉に育つのです。
また、少しでも日光を浴びる面積を広げるために、茶葉はより大きく、そして薄く育ちます。
通常の茶葉よりも薄く育った新芽は柔らかく、加工がしやすいため、ピンと針のように伸びた美しいお茶が作れることも、被覆栽培の目的の一つです。
被覆栽培のお茶は露天栽培のお茶に比べ、鮮やかな緑色の水の色になり、覆い香から生まれる芳潤な香り、そして濃厚な旨味を感じられる味わいが特徴です。
お茶は、保存方法一つで品質が大きく変わってしまいます。
お茶は乾燥しているから長く持つと思っている方も多いですが、茶葉は水分含有量3パーセント程度まで乾燥させているため、空気中の湿気を吸収しやすいのです。
お茶が劣化する要因はいくつかあります。
湿気と高温
お茶が湿気を吸収すると酸化しやすくなり、茶葉の色ツヤ、入れたときのお茶の色、香り、味などが落ちてしまいます。
高温の状態にあるのも酸化を加速させる要因の一つ。
直射日光や蛍光灯の光による酸化
お茶は光(紫外線)、酸素、熱の影響を受けて変質してしまいます。
直射日光や蛍光灯の光に当たることで酸化が進み、カテキンやビタミンCなどの栄養素が破壊されるほか、色も悪くなってしまいます。
周囲の香りに敏感
周囲の香りを吸収しやすいので、香りの強いものと一緒に保存するとお茶本来の味や香りに影響してしまいます。
ではいったいお茶はどうやって保存するのが良いのでしょうか?
基本的にお茶の保存方法は開封前と開封後で保存方法は違います。
それぞれをご説明していきます。
袋ごと冷蔵庫で、保存するのがオススメです。
実際に大量のお茶を扱うお茶工場では、大型冷蔵庫でお茶を真空状態にして保存しているんですよ。
ぐり茶の杉山では、お茶の鮮度を保てるよう袋にお茶を詰める際【窒素ガス】を封入しています。未開封の商品ならば【窒素ガス】の効果で美味しさが長持ちします。
冷蔵庫から取り出した冷たいお茶は、開封時に結露してしまうのを防ぐために、開封前に半日~1日程度かけて常温に戻してください。
折角保存したお茶が水分を含んでしまい、味や香りが落ちてしまいますので要注意です。
お茶は茶缶(茶筒)に移すか、袋の空気を抜いてしっかりとチャックをした後に冷暗所で保存してください。
さらに脱酸素剤や乾燥材などを一緒に入れておくのがおすすめ。
お茶の変質を避ける為、直射日光を避け、なるべく涼しい所に置きましょう。
光を通さない袋や容器に入れておくのもポイントとなります。
開封したお茶は、きちんと封をして空気を抜いたつもりでも、ほんのわずかな隙間から他の食品の香りが移ってしまいます。それだけお茶は匂いを吸収しやすいのです。
当店のお茶はチャック付き袋に入っておりますので、保存がし易いです。
お茶は開封後、夏季は半月以内、冬季は1か月位で開封後使い切るのがよいとされています。
パッケージに記載されている賞味期限は、あくまで開封までの期間ですので、開封したらできるだけ早く飲みきるようにしましょう。
おいしくお茶をいただくために、ぜひ今回ご紹介したお茶の保存方法をご参考ください。
耐熱ガラスで有名なHARIO株式会社の「フタなしティーポット」のご紹介です。
特徴は、お手入れが簡単ということ。
茶葉を使うとどうしても後処理に時間がかかりますがこのティーポット(急須)はさっと濯ぐだけで茶葉の処理がらくらく。
ティーポット(急須)は本体部分(耐熱ガラス製)と注ぎ口部分(PTC樹脂・シリコンゴム製)に分かれています。注ぎ口部分が従来の急須の茶漉し網の代わりの機能。
注ぎ部分のPTC樹脂とは、透明性・耐熱性・衝撃強度のある安心素材です。PC(ポリカーボネート)のような透明性を持ちながら、BPAやBPS等のビスフェノール化学物質(環境ホルモン物資)は一切使用されていない安全性の高い樹脂素材です。
注ぎ口部が簡単に取れますので茶葉の汚れが注ぐだけで簡単に落とせるのが魅力です。
本体部分は熱湯を注いでも大丈夫な耐熱ガラスとなっており、抽出している茶葉の状態が確認できます。デザインもすっきりとしガラス製ならではの透明感で素敵です。
茶葉はもちろん、ティーバッグでも便利にご利用頂けます。ひも付きティーバッグをご利用なら注ぎ部分を外して本体だけで注ぎ分けできます。
このティーポットは2種類のサイズ展開です。450mlタイプと700mlタイプとなります。
ぐり茶の杉山公式サイトで取り扱い中です。
ワインやお肉、チーズなどを美味しくする「熟成」は広く知られていますが、お茶にも熟成茶があるのをご存知でしょうか。
お茶は鮮度が大切なのでは?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれせんが、4月~5月の初め頃に摘みとった一番茶で仕上げた茶葉を適切な環境で寝かせることで、ワインやウィスキーなどと同じように、熟成し角が取れたまろやかな味わいへと変化していきます。春に摘んだ茶葉が夏を超えることで、青々しい香りが落ち着き芳醇な香りをまとい、角が取れたまろやかさが顔を出します。後味にもコクが生まれ「熟成」の変化が現れます。これが後熟と呼ばれるものです。
熟成茶の起源は、じつは江戸時代にまで遡ります。
駿府(静岡)に隠居した徳川家康は「お茶は貯蔵しておくと香り、味がより深まる」と言って、
春に摘んだ新茶を茶壺に詰めて密封、山間地で気温も湿度も低い井川大日峠のお茶蔵屋敷で保管して夏の暑さをしのいで後熟させました。晩秋になってお茶蔵を開き、山から駿府城まで運ばせて、お茶会を開いていたそうです。
熟成茶は薄っすら感じる甘味が舌に余韻として残る上品さが特徴ですので、当店の一口羊羹セットや、ぐり茶かすていらとも合いますので、ぜひご一緒にお試しください。