ティーバッグとマイクロプラスティックについて
「ティーバッグのお茶を毎日使っていますが、
マイクロプラスチックが溶け出すことはありませんか?」
というご質問を最近頂くことがあります。
当社ティーバッグ製品においては、
食品衛生法に基づいた資材の溶出試験において、
問題ないことを確認しています。
弊社のティーバッグの包材(ひも付き・ひもなし両方の素材)は、
西川産業株式会社の大窪工場で製造されている
「ティーバッグ用ナイロンメッシュ」を使用しています。
![](https://guricha.itembox.design/item/item_img/teabag-brew.jpg)
この素材は、日本の食品包装用の資材基準に適合しています。
(食品分析センターの試験成績書)
ここでは、蒸発残留物のテストを実施しており、
検出限界以下という結果です。
蒸発残留物とは、
沸騰したお湯などに一定時間浸し、その湯を蒸発させた後に何かが残っているかを確認するものです。
マイクロプラスチックなどの個体が放出されれば、ここで何らかの物体が確認されます。
日本の基準では、30ug/mlです。
試験期間の測定分析能力の関係で、ここでは5ug以上なら検出できるのですが、
「検出されなかった」という結果です。
※μgは1mgのさらに1000分の1、つまり100万分の1gという重さを 表す単位です。
添付資料の一番下の「蒸発残留物」という項目です。
弊社としては、国の定める指標や情報を注視し、必要に応じて対処してまいります。
![ぐり茶の杉山](https://www.guricha.co.jp/blog/wp-content/uploads/2020/04/gurilogo.jpg)